北海道トカプチ移住ライフ

元日立製作所社員が、定年退職後東京から帯広市へ移住して、新しい生活で体験する出来事をご紹介させていただきます。

4月12日 帯広畜産大学 市民開放講座授業開始 本日から令和7年度の授業が開始しました。1講座を対面授業で申し込み受講してきました。帯広畜産大学の構内の「銀の匙」のロケ地辺りを散策して、生協で食事をしました。
3月20日  徒歩で遠くまで散歩中に 食事処 おざわ で名物ザンギ定食を頂きました。油が良いのか白いから揚げに仕上がっています。800円です。
3月16日  今日は幌加内製麺に行きました。日曜日なのでかなり混んでいました。30分まって出てきました。幌加内蕎麦とミニ親子どんぶりセットで850円です。上川の本場幌加内の蕎麦を手ごろで頂けておいしいです。
3月15日  緑ヶ丘公園散策後、ジャングル1カレーに行きました。カレーはインディアンというのが帯広の定番ですが、アパッチカレーやジャングル1もあります。今日はジャングル1でカツカレーを頂きました。大辛で650円です。 カレーの後、すぐ近くにグランベリー弥生通り店があるので、車の中でソフトクリーム150円を頂きました。帯広最安値のソフトクリームです。10円値上がりしましたが。 コープで特製の牛乳プリンを買ってきていただきました。別海町の牛乳を使ったミカン入りプリンです。甘さ控えめでおいしいですよ。
3月14日                                                            今日は自宅から4.4km離れた眼科に徒歩で往復しました。眼底検査のための瞳孔を開く目薬を差すため車の運転が禁止されています。途中の南国屋でエビチリ定食を頂きました。 エビが大きくごはんもおかわりでき、コーヒーゼリーも食後にいただけます。850円で、なかなかおいしい店です。
3月10日                                                            少し贅沢に、木村食堂で冬季限定メニューの とかちマッシュドリアハンバーグのせ 1400円です。もともとハンバーガーの専門店でハンバーグが美味しい上、チーズがとロッテ溶けておいしいドリアでした。

3月9日                                                            今日はチャーハンを食べる日。 傳龍麺のチャーハンを頂く。少し高めの900円。ごま油が聞いている感じ。
3月6日                                                            昨夜からまた雪が降りました。20㎝くらいの積雪です。 午後雪かきをしてから、帯広の森のぱわっくに食事に行きました。いつも牡蠣フライ定食800円を頂きました。

3月4日                                                            今日は人間ドックの日。 帯広第一病院で受診しました。体重が2㎏すこし太ったので、血液は良くない傾向がでています。早く運動を再開しないといけないですね。
2月29日                                                            今日も良い天気です。最低気温は氷点下9.7℃まで下がりましたが、午後6.6℃まで上がりました。雪解けは一気に進むでしょう。4ヶ月に一回の歯科定期検診に行き、緑ヶ丘公園を散策しました。 雪解け道はジュクジュクで歩くのが大変で、凍結している路面もあるので、より慎重な歩行が必要です。ランチは、公園の南の帯広四中のそばの、インド料理マナステに行きました。ランチB1000円を頼みました。辛さは最辛から2番目の辛さを選びましたが、かなり汗がでました。水のポットとディッシュを出してくれたので助かりました。挽肉のカレーはかなりおいしいものでした。サフランライスが少しでしたが、ライスで食べるのもなかな香りがありおいしかったです。ナンが大きいのでお腹いっぱいになりました。今日はできなかったようですが、プラス100円のチャイを飲みたかったです。
月26日                                                                今日もいい天気です。最高気温は2℃くらいで、風は強いです。緑ヶ丘公園を散策した後、豚丼のとんびに久しぶりに来ました。値段もあがりましたが、音更のかしわと並ぶおいしい豚丼がが食べられます。たれが秘伝のようで、炭焼きの豚が美味しくロースは脂が口の中で解ける感じがします。いつもミックスを頼み、みそ汁はなめこを頼みます。 1100円と110円で、1210円です。
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2月26日 V1                                                          昨夜2時間ほどで雪が5㎝ほど積もりました。また午前中に雪雲がきて吹雪く時間もありましたが、気温が5℃近くになっていたので降った分はすぐに溶けてしまいました。今日も緑ヶ丘公園を散策しましたが、雪の後ということもあり、犬散歩に人もカメラマンも少なく静かな公園でした。雪はまだまだ残っています。森と緑のセンターで貸し出し中の、雪山滑り用タイヤチューブも誰も借りている人もいなく、子供のはしゃぐ声が聞こえませんでした。ランチは14時15分まで注文できるごはんのおいしい店 銀シャリ亭くまだ に行きました。釜炊きご飯が美味しい店です。銀だら定食が有名ですが、1700円以上するので、今日は質素にご飯とおかずだけの銀シャリ御膳にしました。737円です。炊き立てのご飯に斜めにしゃもじを入れて切るように混ぜていただきました。温かいご飯はやはりおいしいですね。上川の東神楽のお米のようです。旭川と帯広に店舗がある店舗で、旭川から持ってきているのですね。十勝ではお米は取れないのですが、北海道米も本当においしくなってきました。
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2月25日                                                            今日もいい天気になりました。昼間は5℃くらいまであがり、雪が解けてシトシトと水が落ちてきます。 玄関前の敷石が大きく盛り上がってきて、一枚の敷石が真っ二つに割れています。雪解け水が地面に沁みとおり、夜の寒さで凍結して地面が盛り上がり、敷石を割るのだと思います。雪が解けた後、外構業者さんに相談して凸凹を修理してもらわないといけませんね。昨日が振替休日だったので緑ヶ丘公園の各施設は今日は休館日。なので、今日は帯広神社と帯広護国神社に大切な事のお願いにお参りに行きました。祭殿で丁寧にお願いをして、境内を散策しました。境内は鳥保護区になっていて緑ヶ丘公園以上に鳥がたくさんいるようでたくさんの鳴き声が聞こえます。裏門から外にでて帯広川堤防を歩き、帯広柏陽高校(旧帯広一中)の裏を通って橋を渡り、十勝川河川堤防まで歩きました。 タンチョウが帯広川の中で休息していました。堤防や橋の上からの遠望はなかなかきれいです。帰りに十勝総合振興局内を通り抜け、帯広唯一の紅茶専門店「ダージリン」で茶葉をもとめてきました。ウバはミルクティ用(50g 900円)、ダージリンシルバー(50g 1400円)はストレート用紅茶です。

北海道の神社の社格について  戦前の神社は近代社格制度といって国家によって厳然とランク付けされていました。官幣大社>国幣大社>官幣中社>国幣中社>官幣小社>国幣小社>県社(道社)>郷社>村社 という順序でした。 北海道内で最も社格が高いのは最高ランクの官幣大社である北海道神宮(札幌神社)で、その次は国幣中社の函館八幡宮でした。戦後は社格制度は廃止となりすべての神社は伊勢神宮を別格として対等となりましたが、神社本庁が昭和23年に一部の規模の大きい神社を神職者の進退等で特別扱いするため、規定の別表に記載しました。これを別表神社といい北海道に6社あります。1.北海道神宮 札幌市中央区 旧官幣大社  2.函館八幡宮 函館市 旧国幣中社  3.住吉神社 小樽市 旧県社 4.上川神社 旭川市 旧県社  5.帯広神社 帯広市 旧県社  6.樽前山神社 苫小牧市 旧県社  護国神社指定としては 旭川市の北海道護国神社があります。 帯広神社は、道内でも有数の神社となっています。

2月24日 振替休日                                                       今日も緑ヶ丘公園・おびひろ動物園に行きました。おびひろ動物園は冬季開園は今日が最後です。また4月27日から夏季開園まで、シロクマくんには会えなくなります。公園も犬散歩の人に加え、超望遠のレンズを付けたカメラを持った人も何人もいます。小鳥やエゾリスをアップで撮影するのでしょう。動物園では今日はラマとシロクマの写真を撮りました。 修景池(十勝池)の北側の高台の小径は池を見下ろせて、鳥が近くで鳴く絶好のポイントです。高台への斜面でもあり積雪量も園内でもっとの多い場所です。光の加減で木漏れ日が綺麗なので撮影しました。
2月23日天皇誕生日                                                       家の掃除を終えて緑ヶ丘公園に向かいました。おびひろ動物園も開園しているので立ち寄ってみた。今までで一番混雑していました。家族連れや動物撮影のカメラマンがたくさん来ていました。アザラシの水槽の水が抜かれていたので、陸にあがっているあしがが撮影できました。しろくまくんも今日は徘徊をしていました。お腹がポッコリで可愛いです。昨日、今日とかなり気温も下がっています。昼間は1度くらいまで上がりますが、夜は寒いです。明日からは暖かくなるようです。
2月23日 音更町文化センターで自衛隊のコンサート                                                           帯広市民文化ホールではなく音更町文化ホールで演奏会。抽選に当たったので鑑賞に来ました。駐車場が混むので早めに到着して、緑陽台の住宅地を散策しました。 文化ホールの隣は、音更町図書館があり、中に入ってみました。新しい図書館できれいに整理されている。特徴的なのは、児童用の本が別のコーナーになっていて子育て世代への配慮が充実している感じでした。また、地元の作曲家伊福部昭の音楽室があり、遺品やCDなどが展示されている。ゴジラの音楽で有名な作曲家で少年時代をこの地で過ごしたので町の有名人になっている。文化ホールは古いが音響が良い小ホールです。陸上自衛隊第5旅団の主催で、自衛隊員が整理案内しているので、徹底していて気持ちがいい感じ。冒頭に全員起立で序奏なしに君が代の斉唱がありました。流石自衛隊ですね。詠唱しました。演奏はなかなか上手な吹奏楽でした。ただ、プッチーニとトゥーランドットの演奏もありましたが、感情表現などは苦手なのか、ソリストのトロンボーンの加地さんは感情移入などなく淡々と演奏されていました。最後は地元の高校生、中学生の吹奏楽部の生徒を舞台に上げて、星条旗を永遠なれを演奏するサービスだった。自衛隊員の募集が目的でもあり、若い人に自衛隊の営みを紹介する展示が多かったです。帰りの玄関に、幹部が一列に並んでいた。第5旅団長岸良知樹氏の並び陸将補としてのバッジを光らせていました。駐車場には運転手付きの幹部公用車が止まっていました。
2月22日の散歩                                                         今日もいい天気の散歩です。光がきれいで、青空が映えます。公園の光の光景です。 帰りにカレーのジャングル1のカツカレー大辛(650円)を頂きました。弥生通りなのでグランベリー弥生通り店に立ち寄り、ミニソフトクリーム(120円)を頂きました。久しぶりにもりの山に行きましたが、除雪されていなく登山には少し雪解けまで時間がかかりそうなので、あきらめました。
2月19日の散歩                                                         いい天気になりました。今朝の最低気温はー11℃。しかし天気は晴れで気持ちいい天気です。昼でも氷点下3度くらいですが、風がないのでさわやかな天気。緑ヶ丘公園は犬散歩の人がほとんどです。修景池(十勝池)の近くでエゾリスを発見しました。残念ながらシマエナガの鳴き声は聞こえずです。散歩後近くの平和園緑ヶ丘店で、名物 ジンギスカン定食(720円) 味噌汁が大きな器でたっぷり入っていました。なかなか良心的な価格です。
雪の日の次の日の散歩(2月18日)                                                    昨日は夜半から雪が5㎝ほど積もりました。昼前から日が差してきたので、定例の緑ヶ丘公園散歩に行きました。まっすくな径も雪に覆われています。普段より雪を踏みしめるため時間がかかります。1時間強くらい散歩をしました。 ランチは、公園近くの喫茶店モンクで、ハンバーグスパゲティーを頂きました。ハンバーグは小さいですが、なかなかの美味です。900円。
病院掛け持ち(2月17日) 今日は皮膚科と泌尿器科に行きました。膝をけがして1が月半まだ痛みもあり傷もあるので見てもらいました。瘡蓋がとれるまでにはかなり時間がかかるそうで、塗り薬を2種類いただきました。1種類は要冷蔵なので冷蔵補保存です。泌尿器科の尿検査では、尿はきれいになっており、11月末に前立腺の手術をした結果漸く、回復した感じとなりました。

ヶ丘公園の散歩(2月15日)                          2月4日の大雪の日からあまり車で外出しないようにしています。最近は緑ヶ丘公園の散歩を中心に活動をしています。今日は土曜日でおびひろ動物園の開園日だったので、いつものシロクマ君に挨拶してきました。開園時間が短いので家族連れも多く、檻の前は混雑していました。動物園外の雪道で、シジュウガラが近くまで来てくれて、可愛い姿と美しい声を聴かせてくれました。

緑ヶ丘公園

毎日の散歩場所

かつて十勝監獄だった地で水と緑の豊かな場所。水源涵養林として国から帯広町に払い下げられ、昭和4年に開設されました。水の名残の十勝池は昭和初期に囚人3000余名が掘ったそうです。町会議員の小泉碧氏の名に因んで命名されました。

  • 50haほどの大きな公園。
  • グリーンパークという大きな原っぱ
  • パークゴルフ場
  • 百年記念館
  • 花と緑のセンター
  • 道立帯広美術館
  • 児童館
  • おびひろ動物園

緑ヶ丘公園について

緑ヶ丘公園は、かつて北海道集治監十勝分監(後に十勝監獄と改称)の用地でしたが、市街地の南側への発展に伴い、帯広市(当時は帯広町)の監獄用地の一部を取得し、公園用地として、整備が進められました。明治33(1900)年に建てられた十勝監獄石油庫は、現存する市内最古の建造物です。戦後、野球場を新設したことをきっかけとして本格的に整備が進められ、昭和28(1953)年には陸上競技場やテニスコート、児童遊技場などが揃う都市計画公園としての姿が整いました。これらの施設の多くは昭和50年代に帯広の森へ移転されましたが、国体スケート競技など様々な大会や行事で盛んに利用されました。 その後、動物園や児童会館、帯広百年記念館などの文化施設や、昭和56(1981)年にはギネスブックに掲載された「400mベンチ」が完成し、平成30(2018)年には児童遊園が完成し、現在の緑ヶ丘公園の姿になりました。1年を通じて多くの市民に利用される、帯広市を代表する公園です。

緑ヶ丘公園の由来

昭和4(1929)年の開設当時に仮称は南公園でしたが、のちに用地所得の件で功労の大きかった町議会議員 小泉碧(こいずみ・みどり)氏の名前にちなんで緑ヶ丘公園と改名されました。

街の発展と緑ヶ丘公園

 広大な 原野に人を 集めたもの 十勝監獄 そして飛行場

緑ヶ丘につどう人々

緑ヶ丘公園の位置に十勝監獄が造られると、その周囲に監獄で働く人々が暮らす場所が造られました。 彼らの生活のための商店などが並び、公園周辺に街が出来上がっていきました。十勝監獄の囚人たちは囚役のため、まちづくりに秘匿かかわりました。多くの原野を開墾したほか大通りの南11丁目までをを造成し、線路帯広尋常小学校(現・帯広小学校)の校舎や裁判所、十勝公会堂など、多くのインフラをを整備しました。十勝監獄は大正9(1920)年に火災で焼失しました。その後昭和8(1933)年には

緑ヶ丘公園の北の位置に緑丘飛行場が造られ、北海タイムス社が帯広―札幌間を結びました。その後太平洋戦争がはじまったため、飛行場は陸軍が使うため再整備されました。このころ陸軍の関係者が緑ヶ丘地区(緑ヶ丘公園に西側)に住居尾するようになり、軍の官舎や商店街が成立しました。

緑ヶ丘公園と「碧さん」

公園の広大な土地と碧さん 

監獄の土地が帯広の土地に

緑ヶ丘公園の土地はかつて十勝監獄の土地で下。十勝監獄が大正9年に焼失した後、土地の管理者は司法省(現在の法務省)から札幌税務監督局の所管に移り、大正11年には一般に売却されることになりました。この時、当時の帯広町は特売(売渡し)に出願し元監獄用地を町有地にしようと試みましたが、この後難航することになりました。

土地取得のキャンペーン

帯広町は公園用地として200haの土地の特売を出願したものの「帯広の街全体が公園のようなものだから、そんな広大な土地は必要ないだろう」と指摘されるなど難航し、土地の取得が完了するまでに7年もかかりました。その背景には、かつて帯広町が旧裁判所用地を転売して利益を得たため、税務監督局が監獄用地の転売を恐れたためと考えられています。粘り強く特売の交渉にあたったのが当時の町議会議員小泉碧氏でした。小泉氏は国鉄帯広駅前にあった旅館「北海館」の主人であり、自然の「緑」を尊ぶ方だったそうで、その熱意と氏の名前、公園設立に関わった功績を長くとどめるために、公園の名前に採用されたといわれています。

小泉碧  明治2年 有珠生まれ 緑ヶ丘公園の土地取得の功労者。公園名を「碧ヶ丘」にする案は辞退し、読みだけを残して「緑ヶ丘」となりました

小泉軍右衛門 安政年生まれ 碧氏の父。 明治3年に伊達邦成に従い渡道。 明治22年に茂寄村(現在の広尾町)に移り雑貨屋兼旅館「広尾館」を経営。

街づくりの要 十勝監獄

病院・学校を建てた 囚人たち

労働力をもたらした監獄

十勝監獄は、緑ヶ丘公園が造成される前の1903年~1920年に、稼働していた収容所です。

明治36年に独立、大正9年に火災で焼失

当時、十勝監獄には本州で放火や殺人などの重罪を犯した在任が収監されました。囚人たちは監獄内の工場で服役したほか、帯広市の街の病院、小学校、大通り(1丁目から南十丁目周辺)の建設を担い、近代帯広のインフラ整備に貢献しました。1933年には緑ヶ丘公園の修景池(十勝池)を手作業で造成しました。

緑ヶ丘公園の原点 河岸段丘

緑ヶ丘公園は、児童公園や帯広美術館がある高地と、帯広百年記念館やグリーンパークがある低地に分けることができます。 高地と低地を分ける坂は南北方向と東西方向にそれぞれ続いています。

これらの坂はおよそ1万4000年~8900年前にできたもので、当時この地域の周辺を流れていた帯広川と札内川が削ってできた崖、河岸段丘崖であると考えられています。

 高地は乾燥した土地になり、遠方までの展望が良いため縄文時代に集落が形成されました。(落合遺跡)。低地は高地に降り注いだ水が染み出し、ゆたかな湿性林が成立しました。乾燥地ではカシワ林やササ原、湿性林にはエゾアカガエルやエゾサンショウウオなどそれぞれの環境を好む生き物を含む豊かな生態系が見られます。

帯広を移住場所にきめた理由

帯広市は、北海道住みたい街第一位です。
何年間かかけて北海道本島の全市町村を巡り帯広市に住むことをきめました。

 年間を通して晴天が多く、降水量も少ないのが特徴。豊かな自然に囲まれながらも中心部は栄えており、自然と都市部とのバランスがとれた街です。

湿気のない乾いた空気の透明感や高く濃い青空、十勝平野から遠くに見える日高山脈の雄大さなど、十勝でしか見られない景色に加え、おいしい札内川の冷たい水、全国トップクラスの豊かな農畜海産物といった、自然の恩恵を日々の生活の中で実感できる点は同じ北海道でもここしかないと思っています。そこに、医療・福祉・学校・警察・消防などのインフラや公共交通がしっかりと備わっていることで、ずっと暮らせる地域になっているのだと思います」。1位に選ばれた理由は、帯広と東京を結ぶ「とかち帯広空港」があることや、北海道の道庁所在地である札幌(人口292万人)まで約3時間といった「利便性(全国13位)」の高さと「人口当たり飲食店数(全国1位)」での評価が高いことです。

確かに住んでいてラーメン店と居酒屋の多さは、北海道の他の市町村と比較して多いかもしれません。

全国順位を上げた理由としては、帯広市内に事務所等を有する法人等に課される人口当たりの法人市民税が前年よりも改善したことや、転出入人口比率の数値が転入超となり、前年より上昇したことが起因するそうです。

【住みやすさ・その1】
車が走りやすく、道に迷わない碁盤の目

帯広市の市街地は、東西を走る国道38号と南北を走る国道236号を中心に500mごとに碁盤目状の幹線道路で形成され、「西(東)〇条南(北)〇丁目」という住居表示が用いられています。起点の道路から東へ進み、1本目の道後が東1条。そこから北に1本進めば、北1丁目というわかりやすい住所なんです。
ただし、駅南地区は斜め道路があるので、方向感覚がわからなくなるときがあります。

【住みやすさ・その2】
“とかち晴れ”と呼ばれるほど晴天が多い

十勝には、「十勝晴れ(とかちばれ)」という言葉がある通り、年間を通じて晴天の日が多く、日照時間は、年間約2,000時間を越え、北海道の主要都市や全国平均を上回ります。季節の変化が美しく、東京では感じられない四季の変化を楽しむことができる一方で、冬は、晴れているにもかかわらず、マイナス20度なんて日もあります。逆に夏は30度を超える日があり、夏と冬の温度差が最高60度にもなるのが「とかち」です。


【住みやすさ・その3】
豊かな自然環境に恵まれた都市

帯広市はまさに“田園都市”にピッタリ。駅を中心に、行政機関、商店街、宿泊施設、医療施設などの都市機能が集積している街で、生活利便性が高いんです。また、再開発が進むことで比較的に新しい文化・教育施設も揃うコンパクトシティ。逆に車で15~30分も走らせると地平線まで広がる田園景色が広がり、平日はオフィスワーク、休日は大自然の中でアウトドアを楽しめるオンとオフで全く異なる生活ができる環境が揃います。
仕事を止めたシニアにも、徒歩で行けるスーパーや飲食店がある中、車で10分ほど走れば、原生林の中にはいり、鳥の声、野花乱舞の中に嵌まることかできます。その辺に白樺並木が見られるのがとかちです。

【住みやすさ・その4】
地方移住者に優しい移住者支援

帯広を中心に十勝は人口が増えることに繋がっている豊富な移住者支援が揃います。詳しくは「田舎暮らしは、仕事・住みやすさ・手厚い移住支援があるようです。 私は利用しませんでしたが。 

【住みやすさ・その5】
とかちでは当たり前の“良さ”

十勝には移住者を驚かせる良さが揃います。
①世界的に珍しい植物性の有機物を含んだ温泉「モール泉」が湧出。銭湯のお湯はほぼすべてが天然温泉。露天風呂、サウナも備えられており、気分により銭湯を選べます。500円で、第3水曜日に、おじさんは250円になります。
食事セットで割引になる温泉施設もあります。
②自動車の1人あたりの保有台数が日本で最も多く、自動車普及率が日本一です。車は一家に一台ではなく一人に一台です。
③学校の校庭が冬はスケートリンクに変わり、体育の授業はスケートです。すぐ前の第五中学校のグランドもスケートリンクになっていました。
④帯広の名物「豚丼」は自宅で作るものだそうです。各メーカーからタレも販売されていますが、各家では独自のタレで豚丼を作って食べるそうですが、人気店に行くとなるほど美味いとなります。
⑤リス注意の看板に注目!北海道ではシカ、キツネ、クマなどさまざまな動物注意の道路標識がありますが、帯広市内ではリスの絵柄の可愛らしい中標識があるんです。それくらいリスが住宅地にもいるんですね。緑ヶ丘公園やとかちの森や北海道ホテルで、エゾリスを見かけました。
⑥ 昼間は、暑くなりますが、夕方から涼しくなり夜は寒いくらいに冷えます。気温の日較差は、寒帯である証拠です。

ねとらぼ編集のランキング

第1位は、「帯広市」でした。帯広市は、十勝地方の農業と酪農で地域の活性化をはかっていて、地元産の食材を生かした名物グルメが多数あります。また、地域の温泉施設も魅力的で、日帰りで気軽に十勝の湯を楽しむことができるのも魅力の一つです。都市部は利便性がよく、豊かな自然と都市機能が融合しているのも、住みやすい街として支持を集めたようです。

写真家 戸張良彦さん
日高山脈 これだけの横の広がりと空の広さは国内にはない。日高山脈を中心に空と広大な大地を分断できる

山岳画家の坂本直行が書き残した言葉
道内でここに勝る山岳景観はない

JRA日高育成牧場展望台

もりの山

高さ17m 頂上の標高は95mで、帯広市庁舎の屋上より高い展望台です。112000㎥の土砂をダンプカー20400台分を積み上げたそうです。階段は110段で、ゆったり傾斜で登りやすいです。

帯広の森

帯広の森

帯広の森は、面積406.5ha、幅が550m、延長が役11㎞の大きな都市公園です。


おびひろ氷まつり   2025年1月31日

1月31日~2月2日まで緑ヶ丘公園でおびひろ氷まつりが開催されました。この氷彫刻は北海道知事賞受賞の作品です。夜中から朝にかけで製作されているようです。雪が少なく、気温も高く、祭りにはあまり適さない環境ですが、良い天気でした。

十勝ヒルズ

2008年に十勝が誇る「農」と「食」の魅力を発信する拠点として、幕別町の丘の上に十勝ヒルズのガーデンができました。この癒しのガーデンは十勝の「農」と「食」の発信しています。約23haの敷地を有するガーデンでは四季折々に表情を変える花々や木々が皆様を楽しませてくれます園内ではハーブや野菜、果物などをテーマにしたエリアもありそこで採れた食材を使い、季節の料理やドリンクを楽しむことができます。

ガーデンカフェでは、自社で育てた十勝ロイヤルマンガリッツァ豚を提供美食の国ハンガリーで国宝といわれるマンガリッツァ豚「国宝を食べる」という非日常の食体験を楽しむ事もできます

十勝ヒルズショップでは、農や食にまつわる商品はもちろんの事北海道・十勝の作家さんによるオリジナル商品などもあります。

六花の森

六花の森(ろっかのもり)は、中札内村にある六花亭による施設(庭園)。敷地内には菓子工場、美術館、ショップ・レストランなどがある。六花亭が「マルセイバターサンド」を製造する新工場建設と敷地全体を整備する計画を立ち上げ、「六花の森プロジェクト」として三番川沿い約10ヘクタールの敷地を大林組が工場の建設とともにランドスケープを設計し、2007年(平成19年)にオープンした。自然に溶け込んだお菓子工場、クロアチアの古民家を再生した美術館、地元作家坂本直行によるアートの配置など自然環境に調和した設計を心掛けており、地域の自然と文化に触れ合う場所づくりをめざしている。せせらぎや調整池などを核としたマスタープランによって湿地が回復し、孤立していた林に水辺が蘇って草木も蘇生した

アイヌ語地名探索

十勝は1市16町2村で19の自治体から構成されています。

面積は10831.63㎢(岐阜県、新潟県に相当)、人口33万人程度の自治体です。 管轄は、北海道庁十勝総合振興局が管理する場所となっています。

歴史を遡れば、明治30年に川西支庁が開設され、昭和7年に十勝支庁に名称変更、昭和23年に釧路支庁から足寄村(あしょろむら)(現足寄町)と、淕別村(ろくんべつむら)(現陸別町)を十勝支庁に移管を受け、平成22年に支庁が総合振興局となりました。

明治時代は十勝国は7郡、51村と言われています。郡名、村名は今は使われなくなり記憶から消滅している地名もありどこにあった村かを探すこともむつかしくなっております。アイヌ語を漢字に変換した難読地名も多く、現在の漢字との読み方がかわっているところもあり興味深いです。

以下、7郡51村を紹介していきます。

1.広尾郡(ひろおぐん)茂寄村(もよろむら)⇒広尾村⇒広尾町

2.当縁郡(とうぶいぐん)歴舟村(べるふねむら)⇒広尾村⇒広尾町  

            大樹村(たいきむら)⇒広尾村⇒大樹町 

             当縁村(とうぶいむら) ⇒  ⇒大樹町

3.十勝郡(とかちぐん)大津村(をほつむら)


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